2012年03月11日
初午祭の御祈祷
医王寺では3月に入ってから最初の午の日に初午祭を行います。
そう、本日3月10日がその午の日でした。
これは医王寺の年中行事のひとつなのですが、現在は廃れてしまった行事です。
その昔、近隣地域の人達がほとんど農業で生計を立てていたころには、牛馬が労働力の中心でしたから、そういう家畜への感謝ということでお祭りは盛大に行なわれていました。
初午祭に勧請する馬頭観音です。
あまり大きくない尊像ですが、荒々しい表情が印象的です。
こちらがフラッシュ撮影
観音さまと言えば、優しくて穏やかな表情ですが、この馬頭観音は別格!
荒々しい表情で、人の煩悩や願いを妨げる災いを馬のように旺盛な食欲で食い尽くす頼もしい仏さまです。
ちなみに、こちらの馬頭観音をお祀りしているのが、本堂なので本尊薬師如来の他に十二神将が安置されております。
当時の色鮮やかな彩色がまだ残っており、表情をよく見ることが出来ます。
最後に本堂の中でひときわ存在感を放つのはこちらの獅子に跨がった仏さま。
背に火炎、右手に利剣、忿怒形なので不動明王かな?と思うのですが、獅子に跨がると違うような…
何年ほどの月日が経っているのか、分かり次第またご報告させていただきます。
合掌
そう、本日3月10日がその午の日でした。
これは医王寺の年中行事のひとつなのですが、現在は廃れてしまった行事です。
その昔、近隣地域の人達がほとんど農業で生計を立てていたころには、牛馬が労働力の中心でしたから、そういう家畜への感謝ということでお祭りは盛大に行なわれていました。
初午祭に勧請する馬頭観音です。
あまり大きくない尊像ですが、荒々しい表情が印象的です。
こちらがフラッシュ撮影
観音さまと言えば、優しくて穏やかな表情ですが、この馬頭観音は別格!
荒々しい表情で、人の煩悩や願いを妨げる災いを馬のように旺盛な食欲で食い尽くす頼もしい仏さまです。
ちなみに、こちらの馬頭観音をお祀りしているのが、本堂なので本尊薬師如来の他に十二神将が安置されております。
当時の色鮮やかな彩色がまだ残っており、表情をよく見ることが出来ます。
最後に本堂の中でひときわ存在感を放つのはこちらの獅子に跨がった仏さま。
背に火炎、右手に利剣、忿怒形なので不動明王かな?と思うのですが、獅子に跨がると違うような…
何年ほどの月日が経っているのか、分かり次第またご報告させていただきます。
合掌
Posted by 医王寺 at 00:48│Comments(0)
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