2012年03月21日
第2回 お彼岸醫王寺落語会 「柳亭市馬師匠」
昨日、春のお彼岸中日ということで、醫王寺では第2回のお彼岸落語会を開催することができました。
関係者の皆さまと、準備に携わって頂いた大勢の皆さま。そして何より、当日おいで下さった皆さまに厚く御礼申し上げます。
写真は開演30分ぐらい前の様子です。
すでに会場には多くのお客さまが。
しかし、すでに、この時一つ問題が発生しておりました。
それは、今回の落語会で最も重要な方!
落語家の「柳亭市馬師匠」とお弟子の「市也さん」このお二人、東京からおいで頂くことになっておりましたが、なんと!新幹線が人身事故によって止まっていて、東京駅から出発出来ない!
…聞いたとき、クラクラしました。
まだ、開場の2時間前でしたけど、復旧に時間が掛かるかもとの情報でしたから、もしかしたら、落語会を楽しみにして来てくれる皆さまにゴメンなさいと言わねばならぬかと…
結果、新幹線が走り出したとの情報が入り、時間通りには間に合わないが、来てくれると連絡が入った時には安堵いたしました。
結果、わずか15分ほどの遅れにより開演させて頂くことが出来ました。
お待ち頂いた皆さまには、申し訳ありませんでしたが、お客さまの品格に救って頂きました。
開演が遅れるとの報に、食ってかかるような叱責もなく、穏やかにお待ち頂いたこと。スタッフ一同、驚きとともに感謝でございました。
こちらは、もう開演して「市也さん」の一席が終わった後です。
ワタクシとしましても、この時にやっとホッと出来たところでした。
落語がお好きな方は、もうお分かりでしょうが、本日のお話し頂いた内容、演目ですね。
今回、第2回目の醫王寺落語会ですが、前回よりも大幅に変更した点が3つありました。
1つ!それは椅子席の増加。
昨今の講演や落語会でも例外なく、椅子も必要であり、可能性な限り増やすことに決めて、用意させて頂きました。結果35席でしたが、快適に楽しんで頂くことが出来たならば幸いです。
2つ!開演時間の変更。
前回は庭園のライトアップを引き立てようと、開演時間を17:30としておりましたが、皆さまの夕食時間に食い込んでしまうこと。また、お帰りの際に足元が暗くなり過ぎて、不便であるとの判断から、16:30に切り替えました。賛否両論あるかと思いますが、こちらは皆さまのお声により今後判断していきます。
3つ!スタッフに中学生のボランティアの協力。
中学生のボランティアをお願いすることは、かねてより考えていたことでした。
落語という日本の古典芸能に触れて欲しいですし、多くの職業や大人たちとふれあって欲しい。
それが、今後社会に出て行く子ども達にとってほんの少しでも糧になってくれれば嬉しいとの思いで、地元の神明中学に声をかけさせて頂いたわけですが、当初予定していた、5名を上回り7名の中学生に来て頂きました。
事前に神明中の先生からお話頂いた通り、福祉の神明の名に違わぬ、素晴らしい中学生の子たちで、これからの成長が楽しみです。
当日、午前中から来てくれて、本当に助かりました。ありがとうございました。
そして、中学生の子たちのおかげで、落語会のスタッフもそれぞれ自覚と責任という大きな成長を頂くことが出来ました。これは主催者としては何にも増して嬉しいことでした。
会は生き物。こらからも醫王寺のお彼岸を活用した落語会や企画により関わって下さった皆さまに楽しい時間と、成長できる有意義な場を提供できればと考えております。
皆さま本当にありがとうございました。
最後に次回の「柳亭市馬師匠」独演会のご案内です。
醫王寺のチラシと違い、キリリとした市馬師匠が印象的です。
第5回 柳亭市馬独演会
7月6日(金) 開演18:30
クリエート浜松2Fホール 3500円全席指定
お問い合わせはエンボス 053-412-1010
です。
Posted by 医王寺 at 06:33│Comments(0)
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