2012年04月10日
散る桜(ソメイヨシノ)
桜と言えばやはり、ソメイヨシノですよね。醫王寺の境内にある桜の木で最も多い品種もやはりソメイヨシノです。
今年のソメイヨシノの開花した状況を一気にご報告申し上げます。
最初の写真は、山門前の桜の古木。幹の部分がかなり傷んでいましたから、よく台風に耐えてくれたなぁと感心するソメイヨシノです。
天気が悪いので、あまり良い写りでないのが残念。
こちらは、正面駐車場のソメイヨシノ。
百姓積みという、独特な石垣の上から枝を張るこの桜の木は満開時には驚くほど美しいです。
こちらも曇天なため、桜の素晴らしさが半減なのは残念ですね。
こちらは薬師堂前の桜です。こちらもソメイヨシノ。
そして、こちらは大師堂に覆いかぶさるような形で開花してくれたソメイヨシノです。
この日は天気も良くて、青空に桜の花びらの白さが映えて、清々しいですね。
こちらが、屋根にかかりそうなほど枝を張った様子です。
お堂の甍と桜のコラボレーションもなかなかよろしいですよね。
ただ、実はこの写真。今年までだと思います。と、言うのも桜の木を伝い、ハクビシンが大師堂の屋根裏に上がってしまうらしく、天井に嫌な模様が出来てしまっているため、泣く泣く桜の木を切ったのちに、天井の修繕を行うことを決めたからです。
もう、見れないと思うと、突然寂しくなります。
最後に桜の美しさをアップで撮影してみました。これから全国的に開花していくことでしょうけれど、静岡内では雨が降ればもうソメイヨシノの見頃は終わりになると思いますね。
東北地方の桜の樹々が、災害にて疲労している人々の心に穏やかな気持ちを起こしてくれることを信じております。
樹々の生命力はすごいですね。なにがあっても季節の移り変わりのルールに乗っ取り四季折々、それぞれの持ち味で楽しませてくれるから。
Posted by 医王寺 at 17:47│Comments(0)
│季節の草花