2012年06月02日
戦艦 三笠にて
先日の研修旅行から帰ってきたら、溜まった事務仕事に時間を忙殺され、なかなか書けませんでした。
研修の2日目には、横須賀の白浜海岸に接岸埋め立てられた戦艦三笠を見学してきました。

堂々たる姿ですね。
三笠に関する簡単な説明はこちらをどうぞ♪

日露戦争のとき、ロシアの誇るバルチック艦隊と海戦を繰り広げた旗艦。
東郷司令長官が乗っていた艦船ですからねー風格十分ですね。

内部構造。記念館三笠となり、現役当時の能力は削ぎ取られておりますが、やはりすごいですね。

艦橋の一番上、外で東郷司令長官が指揮した場所です。真ん中に見えるのは羅針盤。
その横に伝声管があります。
想像するに、東郷司令長官が低めに発した指揮を副司令が大声で復唱、伝声管で通達してたのでしょうかね?

艦橋すぐ下の操舵室、真鍮がピカピカにされてます。
美しいですね。

操舵室のさらに下、分厚い防護壁に囲まれた操舵の場所?
戦火にさらされても、操舵するためでしょうか?ここに来ると、三笠が戦艦であることを思い知らされます。

三笠の主砲!この2門が後方にも。

艦側面に据えられた、これは副砲?
内部では、発射までの様子をマネキンの皆さんが表現してくれてます。


これは甲板付近に並んだ砲。
これだってものすごい爆音だったでしょうね。
当時の人たちは鬼の訓練を重ね、この砲ならば、分間3から4発打てたそうです。
狙いも正確だったそうで、それにより、日露戦争でものすごい大勝利を納めていくことになります…

目標の距離を正確に測った測量用の望遠鏡?

デザインが美しいのですが、航海に必要な情報が得られる、マリンクロノメーター。斜めになっても、真正面に見えるようです。

最初はこのZ旗とはなんだ?と思ってましたが…

各員、さらに一層、奮励努力せよ。

東郷司令長官の想いを表したZ旗!
それに応えた船員もすごいの一言…
記念館三笠に漂う雰囲気は、当時の緊張よりはるかに薄らいでいるとはいっても、多くの人々の魂と想いを乗せ今も存在しているのだなと感じました。

最後に…
これ程の戦艦、これ程の戦力により、日本当時の海軍将校だけでなく、日本国民も戦争に勝つことや、日本は強いとの思いに取り憑かれてしまったのでしょうね。
大勝利は明らかに、慢心と油断をそっと植え付けました。
小さな事柄であっても、普段から謙虚にそして一方向の見方にとらわれないよう、自制する強さが求められています…
研修の2日目には、横須賀の白浜海岸に接岸埋め立てられた戦艦三笠を見学してきました。

堂々たる姿ですね。
三笠に関する簡単な説明はこちらをどうぞ♪

日露戦争のとき、ロシアの誇るバルチック艦隊と海戦を繰り広げた旗艦。
東郷司令長官が乗っていた艦船ですからねー風格十分ですね。

内部構造。記念館三笠となり、現役当時の能力は削ぎ取られておりますが、やはりすごいですね。

艦橋の一番上、外で東郷司令長官が指揮した場所です。真ん中に見えるのは羅針盤。
その横に伝声管があります。
想像するに、東郷司令長官が低めに発した指揮を副司令が大声で復唱、伝声管で通達してたのでしょうかね?

艦橋すぐ下の操舵室、真鍮がピカピカにされてます。
美しいですね。

操舵室のさらに下、分厚い防護壁に囲まれた操舵の場所?
戦火にさらされても、操舵するためでしょうか?ここに来ると、三笠が戦艦であることを思い知らされます。

三笠の主砲!この2門が後方にも。

艦側面に据えられた、これは副砲?
内部では、発射までの様子をマネキンの皆さんが表現してくれてます。


これは甲板付近に並んだ砲。
これだってものすごい爆音だったでしょうね。
当時の人たちは鬼の訓練を重ね、この砲ならば、分間3から4発打てたそうです。
狙いも正確だったそうで、それにより、日露戦争でものすごい大勝利を納めていくことになります…

目標の距離を正確に測った測量用の望遠鏡?

デザインが美しいのですが、航海に必要な情報が得られる、マリンクロノメーター。斜めになっても、真正面に見えるようです。

最初はこのZ旗とはなんだ?と思ってましたが…

各員、さらに一層、奮励努力せよ。

東郷司令長官の想いを表したZ旗!
それに応えた船員もすごいの一言…
記念館三笠に漂う雰囲気は、当時の緊張よりはるかに薄らいでいるとはいっても、多くの人々の魂と想いを乗せ今も存在しているのだなと感じました。

最後に…
これ程の戦艦、これ程の戦力により、日本当時の海軍将校だけでなく、日本国民も戦争に勝つことや、日本は強いとの思いに取り憑かれてしまったのでしょうね。
大勝利は明らかに、慢心と油断をそっと植え付けました。
小さな事柄であっても、普段から謙虚にそして一方向の見方にとらわれないよう、自制する強さが求められています…
Posted by 医王寺 at 10:00│Comments(0)
│住職の日記
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